2009年5月17日日曜日

はかりにかける

ファッションの本質は2つの相反要素が含まれている、と考えています。
社会学的、哲学的に見てどうなのかは知識不足でなんとも言えませんが。言葉も足らないし。
学校に通い始めてからの見聞と、不況の社会・経済情勢なんぞを肌で感じる昨今だからでしょうかねえ・・・

一つは、資本主義的体系に基づく、欲望そのものであり、本質的に非エコロジカルで、交戦的で、社会的だなあと。記号的で、商品としての価値をもったもの。
もう一つは、歴史や記憶、祝祭や儀礼、信仰心といった人間の生活および人生に機能してくる財産であり、道具であり、「モノ」として、個人に還元されるもの。

不器用で手癖のついてない私が学校行こうかなあ、と思った理由の一つが、ファッションは身体を最も直接的に侵食するメディアだからで、特に女性が持つ身体という厄介な自己イメージなるものに、大きな影響力を持っているのが面白いなあと思ってたからです。

でもそんな感じで半端に考えを巡らせているだけでは、実際の技術はなかなかつかず。
就職やらありますし、専門学校のもつ空気に未だしっくり嵌らない状況なのですが。
服飾ひとつとっても、知るべきこと、身につけることが多すぎる・・・
働けば、アパレルというビジネスでしかないシビアで体力勝負な世界(のはず)で、適応能力がそもそもなさげな自分は、どう折り合いをつけるかを考えなきゃならんのですよ。
大学の就職以上にシビア。リセットはできないし、手元には自由な選択肢を作れる大金もない。
自分の本能が何か分かればいいんですが、例えば周りの人みたいに必然的に創作表現をしてしまうタイプではないし、かといってビジネスと割り切って仕事のみをスマートにこなすほどまだ腹は括れないし。一つのことのみをライフワークとしてやれればそれが一番ですけど、私は結構雑食型で、好奇心あるけど、それぞれを突き詰められるほど器用じゃないのよね。
プロ志向というか、生涯通して一つのことだけできればいい風潮って嫌いなのですよ(その考えを改めれば日本の雇用問題は解消できるはずし、多角的な思考と優しさを持った人間が増えると信じてます)。つまみ食いで何が悪いのかしら?

まあ、それはさておき、どちらにせよ、なにかしらの知識や技術に特化しないと、3年間のカリキュラムを満足に消化できないということです。学費が自費なだけに、身に沁みます。勿体無いことはしてはいけません。自由な時間の大切さは、同い年の頑張って働いている友人たちが良く知っていることです。

0 件のコメント: