2010年2月22日月曜日

ホテル・モダン KAMP/収容所



昨日観て来ました。
ひさびさの、衝撃作を目撃

アウシュビッツ・ビルケナウのミニチュア模型(主にダンボール製)と、粘土でつくられた2インチほどの数千体の人形(労働者や軍人たち)が舞台に並べられて、そこで行われるパフォーマンスは、出演者が舞台上で行う人形劇の、収容所の1日。人形たちの動きは映像で投影されて、私たちはスクリーン上の人形劇と、その演者(収容所の全景)を同時に目にすることになります。
人形の映像は、さながらクエイ兄弟の「ストリート・オブ・クロコダイル」のような(この原作はナチスに殺されたブルーノ・シュルツだしね)不穏で陰湿な質感があるし、人形たちに声はなく、音はすべて作業音や楽隊の音楽、そして銃声(最後に寝息は聞こえたけど)。

すみません途中ですが出かけるので中断!

2010年2月12日金曜日

訃報

マックイーン!!なぜ逝ってしまったんだ!!!!!
ファッションデザイナーが自殺って、かなり想定外。まだ40歳だったのね。。。
パリコレのみならずファッションへのアヴァンギャルドな楽しさと感動を与えてくれた人物ですが、彼のいないパリコレは驚きの半減したものになるでしょう。新作も世界中が期待していたのに!ブランドもなくなってしまうなんて!なんてこったい!!

このシーズンとか大好きhttp://www.style.com/fashionshows/review/F2008RTW-AMCQUEEN

ごあんない

同じ年のなかでも才能抜きん出ている友人で、昨年素敵なママにもなったはらだゆうきちゃんが、産後にいきなり面白い作品に復帰しております。
彼女のクリエーションの原点はおそらく指輪ホテルなんでしょう。でも私は見たことがないので非常に楽しみです。



指輪ホテル新作公演! 藤巻(原田)有貴 出演します。
CANDIES - girlish hardcore
by Shirotama Hitsujiya
世界は、悲惨だってしっている。
    
     だからこれ以上伝える必要はないの。

作・演出 羊屋 白玉
出演 北村あらた、酒井由貴、角田真奈美、原田(藤巻)有貴、村田朋未
照明 アイカワマサアキ
音楽 籾山智子 衣装 飯島まゆみ 美術 坂田有希子

2010.3.4 (木) 19:30 @ d-倉庫 (東京)
2010.3.5 (金) 15:00 / 19:30 @ d-倉庫 (東京)
2010.3.6 (土) 15:00 / 19:30 @ d-倉庫 (東京)
2010.3.7 (日) 15:00 @ d-倉庫 (東京)
チケット: 前売 3,000円 / 当日 3,500円
場所 d倉庫http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html
チケット 予約
akaerinokai@hotmail.co.jp (原田)にて枚数、日時、お名前をお知らせください。当日清算になります。
指輪ホテル http://www.yubiwahotel.com/

2010年1月29日金曜日

つづき、

そうそう、ヘアメイクの勉強をはじめます。仕事にするつもりで(あっさり)。
あまりにも突発的なのでまだ相方にも両親にも言ってないや!笑
金銭的に不安はありますが、奨学金をとってなんとかしていきます。文化のほうもがんばって卒業はしなきゃね。
4月からかなり忙しくなるなあ。公演のある7月あたりが怖い・・・
今年はうちりが再生の年であります!今年入っていままでのぐだぐだした気分が不思議と抜けるし、睡眠時間もいい感じに減ってきてるし、頑張れそうな気がするなあ。

まあその話は置いておいて、こないだのボイスのおっさんの展示見て、妙に腑に落ちた感じがあって。自分の話にはなりますが、私の持つ欲望は、「対社会」において何かしなければいけないし、なるべく多くのことを見聞して学ばねばいけないということと、「対自分」の、ひたすら楽しくて可愛くてしょうがない世界観というものを死ぬまで持ち続けて表現したい欲の2つが双璧であるんだよなあ。
(だから、私が大好きなアーティストは誰と聞かれて、ついついtori amosって言っちゃう。知ってる人はご存知の通り、感情的な曲構成でヒステリックなまでにあがっていくボーカルであると同時に、被レイプ経験を発端に、社会を常に冷静に現実的に見つめる姿勢で曲を書いてる。)
だから今まで、そのどちらに対しても中途半端にしかできないから(しかも社会に対してまだまともに労働してないしねえ)かなり悶々としてたし、たとえばアーティスティックな連中の中にいて楽しいだけでもの足りなさを感じたり、お堅い、賢い社会人の話を聞いて不自由さを感じたりして、「ああ、私はどちらにもいけない面倒くさい奴だなあ~」とここ数年思ってたんですよね、実は。そして私はそのどちらも全うできる人生でありたい。
そして、創造的に社会を生きられる「豊かさ」みたいな尺度を皆が持てればいいと思うし、文化の水準向上だけでなくて、資本主義経済の中で「優しさ」の概念が出てきそうだし、持続可能をもっと進められるだろうし、戦争は経済と切り離されて減って行ってほしいし、そんな感じ。
世の中、1つのことをストイックにやってきたプロフェッショナルをもてはやす傾向があるけど、そういう人だけでなくて、バリエーションの豊富な人(いろんな仕事をやってきたり、いろんな国に住んできたり、枠にはまりきらない人)がもっと活躍してほしいと切に思っていたりする。人間って、他者を知ることでこそ新しいものが出てくるでしょね。

2010年1月23日土曜日

ボイスのおっさん



会期終了間近に水戸芸術館でボイスの展示を先日みました。
展示の焦点は84年の8日間の来日。
芸大での講演映像が公開されていて、これがかなり面白い。

・社会や政治や時代、つまりは資本主義と戦っていく芸術家の彼は、いわゆるオーソドックスな、自己表現、審美型のアーティストたるアーティストを「子供の領域を出ない」ものだ
・医学や科学に携わる人間と比べれば芸術というのは楽なもの
・社会において創造性を発揮し、よりよい社会を作るプロセスにおいては芸大生よりも西武の社員のほうが実践している
・芸大というのは国立大で、つまりは国家、政府によってつくられている機関だから、そのことに対して批判的であるべき

などなど、手元に資料がないのでほんの一部ですが、こんなことを美術の勉強に日夜励んでいる秀才芸大生の前で朗々と語っていて、質問する学生は半ばキレ気味。笑
「ボイスは過大評価されている」なんて紙があったり、かなりの賛否両論ぷり。

84年だから、自分は生まれてなくて、バブルの前で、ソ連も崩壊していないから共産主義やマルクスの階級闘争についても言及している。もう26年も前のことですが、この講演が今現在行われたとしてもそんなに古くは感じないし、同じような反応が返ってきそうな感もある。
まあ今は社会や資本主義や街(コミュニティ)を主体とし、私たちがコネクトできるようなアートがさかんに行われてはいますが、一個人としてのアーティストの活動原則は、社会型と表現型の間で常に揺れ動いているんじゃないかと思います。

周りの人間に聞くと、ボイスに影響を少なからず受け、自分対社会の距離を常に考える人と、こいつのせいでアートがめちゃくちゃになっているんだと考える人の2つに結構分かれます。ちなみにbug-depayseは前者だなあ間違いなく。

ボイスは基本的に、もはや芸術はいわゆる芸術としての表象物ではなくて、すべての物事に対する創造性およびそれによる社会変革だと規定していて、私はこれに対してまったくその通りだと思うし、そうあるための人生ではなにをすればいいのか、日々悶々とするしがない23歳だと常に自覚はしてるんですが。

まあ、ボイスの作品を考えたときに、もはや活動家(言論先行という意味でも)の彼のアクションがあくまで作品として展示されたり発表されてそれが美術品の金銭的価値を生む矛盾、作品は行為であるゆえに他者でも遂行可能であり、その思考を知ることで鑑賞者に能動性を与えると同時に、その形態自体が安易な芸術作品を現在あまりにも多く出してしまっている功罪があったり、多くの可能性と限界を一度に感じてしまいます。

とりあえずつづく

2010年1月15日金曜日

1/10のパフォーマンス

二パフ以来の知り合いの関谷泉さんが、隔月で以下のような企画を行っていて、こないだから参加している。

開催方法 
参加者集合後、解散。各自駅周辺を散策後、街に対してひとつプレゼントをする。(例、パフォーマンス、清掃、飾る、見つめる、などなんでもOK) 町にプレゼントを届けた後、街からプレゼントを受け取る。(例、吸殻、雑誌、拍手、などなど)
参加者、再び、集まり、各自のプレゼントを発表。(映像、口頭、記録なんでもOK)

路上でのパフォーマンスは、自分の場合、常に即興的で習作的ではありますが、パフォーマンスをつづけていくことは大事なので、また多少なりともメンバーでパフォーマンスの議論もできるので、有意義だったりします。
こないだは10日に井の頭公園で行いました。

うちりのパフォーマンスについて:

「would be woods」
即興的に、しかし自然に逆らう立場の人間であることを忘れずに、木になりすます(擬態する)パフォーマンス。
1、適当な、箒サイズの枝をマテリアルとする。
2、箒として、枯葉を掃除していく(造園作業)
3、その箒と集めた木の葉に埋もれて、木をカモフラージュする。
4、木の気分になって、人を観察し、風にふかれ、空を仰ぐ。

関谷さんいわく、シャーマニックなパフォーマンスに見えたそうですが、私としては自然に一体化するのではなく、あくまで擬態している立場かなと思いました。

この日はなおかたひらさんもパフォーマンスを行いましたし、関谷さんも缶を鳴らしていました。
行為がさりげなく行われている街角は好きです。

bug-depayseよりおしらせ

わたしの活動主軸である、bug-depayseよりお知らせです。
以下、主宰宗方より


お元気ですか?
2010年7月に上演するbug-depayse作品「kemuri]の概要、及び参加募集のPDF書類を
送らせてもらいます。是非御一考ください。
もし興味のある方や、参加希望の方がいらっしゃいましたら是非、宗方宛てにご
連絡ください。
そしてできれば、お知り合いの方などに、この概要を投げていただけたら有難い
です。

ご協力お願いします。

宗方勝



http://www.bug-depayse.org


夏にシアターバビロンの企画に参加させていただくことになりました。
苔以来の舞台作品になり、メンバー+数名での創作を考えております。
あまり広く募集するわけではありませんが、ダンサー、役者、パフォーマンスアーティストなどの若干名の出演者を探しているところです。ジャンルや経験にはあまりこだわりませんが、今回の企画のコンセプトである「戦争」から、パフォーマンスを作ります。毎回のとおり、様々なジャンルが等価にミクスチャーされた形態になりますし、参加者それぞれがコンセプトや各々のアイデアに対して、柔軟で自由なクリエーションができたらいいなと思っています。
わたしもひさびさに出演しますぜ!思う存分作りたいと思います。
少しでも興味をもたれた方は、わたしや主宰までご一報いただけると嬉しいです。